原作コミックスの累計発行部数は2800万部を突破、2022年にテレビアニメが放送された『ブルーロック』を初めて映画化した『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』の公開が、2024年春に決定。特報映像とティザービジュアルが解禁された。

【動画】凪の目線で“ブルーロック”の日々を描く　『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』特報

　『ブルーロック』は、「週刊少年マガジン」（講談社）連載中の、金城宗幸（原作）、ノ村優介（漫画）による同名漫画を原作としたサッカーアニメ。日本をW杯優勝に導くため、集められた300人の高校生のうち299人のサッカー生命を犠牲にして世界一のストライカーを育てる“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトを描く。今年3月にテレビシリーズ第2期と劇場版の制作が発表された。

　劇場版は、別冊少年マガジンにて連載中の『ブルーロック ‐EPIOSODE 凪‐』(原作：金城宗幸／漫画：三宮宏太／キャラクターデザイン：ノ村優介）を原作に、桁外れのサッカーセンスを持つもう1人の主人公・凪誠士郎の視点から、“ブルーロック(青い監獄)”での戦いを再構成する。

　「めんどくさい」が口グセの高校2年生・凪誠士郎は、日々を無気力に生きていた。W杯優勝を夢見る同級生の御影玲王が、その才能を見つけだすまでは。玲王に誘われるがままにサッカーを始めた凪は、圧倒的なサッカーセンスを発揮。そんな彼にある日、“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトの招待状が届く。そこで待ち受けていたのは、潔世一、蜂楽廻、糸師凛ら、全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった。玲王とはじめた世界一（＝夢）への挑戦が、天才の凪をまだ見ぬ世界へと連れて行く…。

　今回、本作の特報映像とティザービジュアルが解禁。特報映像は、テレビシリーズで描かれたこれまでの“ブルーロック（青い監獄）”での戦いが一気に巻き戻されていき、凪（VC：島﨑信長）と玲王（VC：内田雄馬）の「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツと“ブルーロック”に出逢うまでは」というセリフのもと、2人が初めて出逢うブルーロック入寮前の高校時代のシーンへと着地。玲王が凪を見つけた、2人の世界一（＝夢）への挑戦の始まりまで巻き戻る、新たな物語への期待が高まる映像となっている。

　ティザービジュアルは、“ブルーロック（青い監獄）”一次セレクション時のTEAM Vビブスを着用した凪誠士郎と御影玲王のふたりが、瞳に＜オーラ＞を宿して前を真っ直ぐに見つめる姿が描かれたもの。中央には「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツに出逢うまでは」というコピーが添えられ、2人の人生が大きく変わる出逢いが描かれることを予感させるビジュアルとなっている。

　『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』は、2024年春全国公開。