ベン・アフレック主演の映画『HYPNOTIC』（原題）が、邦題を『ドミノ』として10月27日より全国公開されることが決定。併せて、日本版ポスタービジュアルと、最新映像を含む特報映像が解禁された。

【動画】冒頭5秒、すでに、だまされている？　映画『ドミノ』特報

　ベン・アフレック×映像の魔術師ロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだ本作。娘を探す刑事が、その鍵を握る‘絶対に捕まらない男’を追い、現実と見まがう“世界”に踏み込む。

　最新映像を含む予告映像では、冒頭、「何も信じるな」というナレーションと、【音も】【声も】【見るものすべて】というテロップ。そこに、フロントガラスから飛び出す人、派手に転がる車など大迫力のカーアクション映像。続くシーンでは、ベン・アフレック演じるローク刑事が同僚と屋上に駆け上がり、犯人らしき男を追い詰めるも、男が発した「犯人は奴（ローク）だ」という言葉に反応した仲間の警官が、なぜか、ロークに銃を向ける。驚くロークを尻目に、男は、迷いもなく屋上から飛び降りる。が、下をのぞき込むと男の姿は見当たらない。何が起こっているのか。

　その答えのヒントとして、「脳をハッキングしている」「『ドミノ計画』と呼ばれている」という物語の鍵が告げられる。

　「冒頭5分で、あなたは騙される」「どんでん返しの最高傑作誕生」と、興味をそそるあおりを受け、続く衝撃は、町が勝手に動き、折れ曲がった地面が天に追いかぶさるという圧巻のシーン。「これは現実じゃない」という叫びが響き、倒れ始めたドミノの歯止めの効かない絵に、崩れ落ちる街のイメージが重なっていく―。すべてが意味深で、挑戦的なストーリーと、圧倒的な映像体験を予感させる。

　日本版ポスタービジュアルには、静かに決意を固めたようにも、思いつめたようにも見える表情で中央に立つ、主演ベン・アフレック。バックには、複雑に並べられたドミノのコマ。かかげられたキャッチコピーは、「ひと押しで＜世界＞は崩れ出す」。倒れゆくドミノと、崩れ行く“世界”と関連を匂わせる。タイトル、ドミノが表すものは何なのか。娘を探す刑事VS“絶対に捕まらない男”の戦いの行方は？　踏み入っていく“世界”とは？　構想20年、ロバート・ロドリゲス監督が仕掛ける“世界”に期待が高まる。

　映画『ドミノ』は、10月27日より全国公開。