ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した『ホーンテッドマンション』より、物語の鍵を握る重要キャラクターのハットボックス・ゴーストが不気味にほほえむビジュアルが解禁。併せて、ハットボックス・ゴーストも登場する、撮影の舞台裏などを収めた特別映像が公開された。

【動画】ジャレッド・レト演じるハットボックス・ゴーストが登場！　キャスト陣がユーモアたっぷりに楽しげな撮影現場の様子を明かす特別映像

　物語の舞台は999人のゴーストが住む館“ホーンテッドマンション”。医師である母親と9歳の息子は新生活を始めるため、ニューオーリンズの壮大だけどちょっと不気味な館に引っ越してくる。しかし、この館は何かがおかしい。2人の想像をはるかに超える不可解なことが止まらないのだ。この謎を解明するため、ゴーストを信じない心霊写真家ベン（ラキース・スタンフィールド）、調子が良すぎる神父ケント（オーウェン・ウィルソン）、何かと大げさな霊媒師ハリエット（ティファニー・ハディッシュ）、幽霊屋敷オタクの歴史学者ブルース（ダニー・デヴィート）の4人に助けを求めることに。だが、このエキスパートたちもワケアリのメンバー。館に住む999人のゴーストたちと、仕掛けられた数々のトリック。数々の不気味な体験を通して、メンバーたちは遂に館に隠された悲劇的な真実に気づき始めるのだった…。

　このたび、怪しげな雰囲気漂うハットボックス・ゴーストを描いた日本版キャラクターポスターが解禁。高いハットと片手に持つハットボックス（帽子を入れる箱）がトレードマークで、マントを羽織った貴族風のルックスを持つハットボックス・ゴーストは、映画の元になったカリフォルニアのディズニーランド・リゾートにあるアトラクションでも、カリスマ的人気を誇るキャラクターだ。

　そんなハットボックス・ゴーストが、本作では“ホーンテッドマンション”の謎を解き明かすための重要なキーマンとして登場。ほかのゴーストたちを館の至る所に送り込み、館を訪れたベンたちを1000人目の仲間に迎え入れようと巧みに誘ってくる。ポスターでは、不敵な笑みを浮かべ何かを企んでいるように見えるハットボックス・ゴーストが描かれている。

　ハットボックス・ゴースト役を務めたのは、『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役や、『モービウス』でダークヒーローを演じたアカデミー賞俳優のジャレッド・レト。彼の出演についてジャスティン・シミエン監督は「ジャレッドの面白さは、ハットボックス・ゴーストを演じているのがジャレッド・レトだと誰にもわからないところです。それなのに彼はこのキャラクターにものすごく精力を注ぎこみ、ものすごく考え抜いた末にあらゆる演技上の決断をくだしています。このキャラクターのアクセントやバックストーリーを決めるのにも長い時間を費やしましたし、歩き方ひとつについてもきちんと意味を持たせています」と、モーションキャプチャーでの出演ながら役者魂をみせたジャレッドを称賛している。

　さらに今回、撮影の舞台裏などを収めた、ハットボックス・ゴーストが登場する特別映像も公開。シミエン監督が「ホーンテッドマンションは、ウォルト・ディズニーが最後に携わったアトラクションだ。天才的アイデアの数々を忠実に再現したかった」と想いを語る姿や、キャスト陣がセットの素晴らしさを口々に称賛する姿、プロダクション・デザイナーのダレン・ギルフォードが「閉園後のアトラクションを隅々まで見学し、あらゆる細部を盗んできた」と明かす姿などが、メイキングと本編映像を絡めて映し出されている。

　映画『ホーンテッドマンション』は、9月1日より全国公開。