福原遥×水上恒司『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』にLil かんさい・嶋崎斗亜、出口夏希ら出演 特報解禁
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福原遥と水上恒司がダブル主演する映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に、追加キャストとしてLil かんさい/関西ジャニーズJr.の嶋崎斗亜、上川周作、出口夏希ら7名の出演が発表された。併せて特報30秒、ティザービジュアルが解禁された。
【動画】ナレーションは福原遥、タイトルコールは福原と水上恒司 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』特報
本作は、TikTokで話題となり、「初めて本を読んで泣いた」「号泣してやばい」「同じ世代の人たちに読んでほしい」など10代を中心に人気を博し、シリーズ累計発行部数60万部となった汐見夏衛によるベストセラー小説の映画化。
解禁になった特報30秒は、現代の女子高生・百合(福原)が1945年にタイムスリップし、「ここどこ?」と困惑するシーンから始まる。百合はそこで出会った彰(水上)に何度も何度も助けられ徐々に惹かれていくが…彼は特攻隊員で、程なくして出撃する運命だった。「初めて愛した人は、特攻隊員でした―」という本作を表す切ないコピーと、意味ありげに胸にささった百合、空の映像が印象的なラストとなっている。
また、ナレーションは福原が担当し、タイトルコールは撮影中に福原と水上が2人合わせて収録した。声だけでも伝わる切ない愛の行方にも注目したい。
同時に解禁されたティザービジュアルでは、空を見上げる百合と彰が、前を向きながらも違う方向を見つめており、お互いの未来が重ならないことを暗示するものとなっている。こちらの写真は、本作の象徴的なシーンのロケ地でクランクアップの場でもある掛川市の可睡ゆりの園の一角で撮影され、自然光の中まるで百合と彰がスクリーンから抜け出たような空気感をまとっている。
併せて7名の追加キャストが解禁された。彰や石丸(伊藤健太郎)と同じ隊で、故郷に婚約者を残してきた板倉役には嶋崎斗亜(Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)。同年代18歳の少年兵を演じるにあたり、「最初はとても大人のイメージでしたが、死への怖さ、生きたいという強い意志、守りたいものがしっかりとあり、自分とはかけ離れた存在だと思っていた板倉にとても共感することができました。戦争は残酷で怖いものですが、そのような時代でも楽しむ場所はあったんだと思いました」とコメントしている。
同じ隊の最年長で、妻と生まれたばかりの子供を残して入隊する寺岡役には上川周作。「心理的にハードな描写に、追い詰められるかと心配していたのですが、鶴屋食堂に入った時の安心感であったり、野球のシーンは心から笑ったり、思いのほか嬉しかったり楽しかったりする部分を多く感じ、意外な気持ちでした。でも、そこはその時代の方々にとっても真実なのだと思います」と撮影を振り返った。
同じ隊で、代々陸軍家系の加藤役には小野塚勇人(劇団EXILE)。「僕が演じた加藤は、百合とは正反対のこの時代の常識のような人です。その信念の軸がぶれないよう、自分なりに責任を感じながら演じさせていただきました。こういう時代だからこそ皆さんにご覧いただき、強く生きようとか、もっと周りの人たちを大切にしょうとか、そんな当たり前のことが幸せだと気づける作品だと思います」と作品への期待を込めた。
基地で勤労奉仕をし、石丸に淡い恋心を抱く千代役には出口夏希。出演にあたり「千代を演じてとても楽しかったですし、初めて戦争の時代背景に触れて、とても貴重な時間を過ごすことができました。福原さんや松坂さんとも沢山お話をする機会があり、キャストの方やスタッフの皆さんにとても優しくしていただいて嬉しかったです」と、時代背景とは異なる温かな現場を振り返った。
タイムスリップしてきた百合を優しく受け入れ、特攻隊員達の母のような存在である鶴屋食堂の女将・ツルには松坂慶子。「ツルは、特攻 隊の若い方たちにとって母親のような人です。鶴屋食堂で、十分な物資もない中、『特攻隊の方たちにおいしい食事を』という思いで、彼らと想いを一つにして生きている女性を演じさせていただきました。戦争という極限の時のお話ですが、命をかけて一生懸命生きていたこの時代を決して忘れません。この映画の百合ちゃんや彰くんと一緒に過ごすようなお気持ちで、大切な人への愛や真心や夢を感じていただけたらと思います」と役さながらの優しいコメントを寄せた。
また、タイムスリップする前の現代パートの出演者として、百合の母・幸恵役に中嶋朋子。「どんなことにも真っ直ぐ、誠心誠意取り組む遥ちゃんを、母として見つめる素敵な時間でした。時代の隔たりを超えて、遥ちゃんと水上くんの純粋な煌めきが、この作品の魅力を、真っ直ぐ皆さんの胸に届けてくれると思います」と福原との撮影を振り返った。
百合の担任・ヤマダ役の坪倉由幸は、「主演の福原遥さんはもちろん連日撮影で、疲れてるのにも関わらず待ち時間の間も笑顔で話しかけてくれコミュニケーションを取ってくれてました。そんな福原さんも撮影の終盤、一度だけ一人現場の片隅に座りとても話しかけづらい雰囲気の時がありました。さすがに疲れてるのかな?と思ってたら直後のとてもシリアスなシーンで物凄い演技を見ました。めちゃくちゃ集中してたんですね。カットがかかったらすぐにいつもの笑顔でした。素敵な女優さんです」とコメント。主演としてハードなスケジュールの中でもいつも笑顔を絶やさず現場のムードメーカーだった福原について賞賛を寄せた。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、12月8日より全国公開。
キャスト、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。