アニメ『名探偵コナン』の劇場版27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』（2024年4月12日公開）より、60秒の最新予告映像、不敵に笑うキッドと意味ありげな眼差しを向けるコナンの間を、平次が刀で鋭くたち切る“十文字ビジュアル”が解禁された。

　原作コミックスは104巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、テレビアニメシリーズも放送1000回を超えるなど、勢いがとどまることを知らない『名探偵コナン』。今年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新するという前代未聞の偉業を達成した。

　劇場版シリーズとしては累計興行収入も1180億円を超え、ますます勢いを増すばかりの劇場版『名探偵コナン』だが、最新作となる劇場版27作目のタイトルは『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（100まんドルのみちしるべ）』。先日解禁となった特報映像は、Xで驚異の20万いいねを獲得し、「キッドと平次の刀での対決はアツすぎる！」「もしかしてキッドの正体が平次にバレるんじゃ…！？」など、すでに話題を呼んでいる。

　そしてこのたび、60秒の最新予告映像が解禁された。

　時は幕末、星の形の鍔（つば）がついた刀・星稜刀を手にした新選組副長・土方歳三（CV：津田健次郎）の元に、襲撃者が乱入。毅然とした態度の土方が敵を迎え撃ち、血に濡れた星稜刀が写ったところで、シーンは現代へ―。ビッグジュエルと呼ばれる宝石しか狙わないはずのキッドから、なぜか刀を狙うと予告状が届き、その思惑を探るコナンと、因縁の相手でもあるキッドに切りかかる平次のお宝争奪バトルを予感させる展開が描かれる。

　一方で「この刀に何があるってんだよ…」と刀を見つめながらつぶやいたり、雨に濡れるキッドの姿もあり、キッド自身にも何か深いワケがある様子も描かれるなど、ますます深まる謎から目が離せない60秒の映像に仕上がった。ほかにも、刀を構える狐面をかぶった謎の人物や、平次の婚約者を名乗り、和葉とは恋のライバルである大岡紅葉やその執事である伊織無我、平次とは剣道のライバル同士である沖田総司の姿も見られ、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの予告映像になっている。

　また、不敵に笑うキッドと意味ありげな眼差しを向けるコナンの間を、平次が刀で鋭くたち切る“十文字ビジュアル”も解禁。ビジュアル中央の刀による十文字傷を挟むように描かれた、「探偵」×「怪盗」の2つの文字が、意味するところとは―。この一枚からも様々な想像がふくらむビジュアルとなっている。

　劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』は、2024年4月12日より全国公開。