新垣結衣の“相棒”役はオーディションで抜てきの新人! 『違国日記』第2弾キャスト解禁 夏帆、瀬戸康史も参加決定
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新垣結衣が主演を務める映画『違国日記』の第2弾キャストが解禁。新垣とW主演の“相棒”役はオーディションで抜てきされた新人女優・早瀬憩が務めることが明らかになり、夏帆、瀬戸康史らの参加も決定した。
【写真】『違国日記』新垣結衣&早瀬憩のエモーショナルなファーストカット
本作は、人見知りな小説家の高代槙生(35)と、その姪・田汲朝(15)の対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。
原作は、『さんかく窓の外側は夜』など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの同名漫画。人見知りの30代女性と人懐っこい姪。まったく性格も異なる2人の交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得。今年6月に最終回を迎え、惜しまれながら6年という連載期間を経て終止符を打った。
主役の高代槙生を演じるのは、今月10日公開の『正欲』が話題を呼んでいる新垣結衣。メガホンをとるのは、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係と、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描き出す。
そしてこの度、第2弾キャスト情報が解禁。槙生の姪・田汲朝役には、オーディションで選ばれた新人・早瀬憩、槙生の友人・醍醐奈々役には『さかなのこ』の夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には『愛なのに』の瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には『ヤクザと家族 The Family』『少女は卒業しない』の小宮山莉渚が抜てきされた。
本作でメインキャストとしては映画初出演、さらにW主演を果たす早瀬に対して瀬田監督は、「まだ何にも染まっていない、15歳の早瀬憩さんと出会えました。朝が持つ10代の複雑さを、ふわりと自分に引き寄せる聡明さをもっていました」と起用した理由についてコメントした。
早瀬は「分からないことは監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました」と撮影を振り返る。
夏帆は「ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは…、とても嬉しいです」と参加への喜びを語り、瀬戸は「誰かの為に変わろうとか、誰かをリスペクトするって、自分の生活を色々な意味で豊かにしてくれるのだと、改めて感じました」と作品の醍醐味をしみじみと感じた様子。
小宮山は「撮影中はずっと朝役の早瀬憩ちゃんの隣に居て、自然と朝とえみりと同じような関係性を築くことができたと思います」と早瀬との相性の良さに自信を覗かせている。
さらに、新垣と早瀬扮する槙生と朝の姿を捉えた映画のファーストカットも解禁された。遠くを見つめ海辺を歩いている2人の姿・距離感は、原作イメージそのもので、まるで漫画から飛び出してきたかのよう。2人の関係性の行方が気になるカットとなっている。
映画『違国日記』は、2024年に公開予定。
※キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。