篠原哲雄監督作『本を綴る』2024年秋公開決定 主題歌はASKA
篠原哲雄監督の映画『本を綴る』が2024年秋に公開、ロケ地のひとつ栃木県那須にあるフォーラム那須塩原にて12月1日より先行公開されることが決定。併せてティザービジュアルが解禁された。
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本作の主人公は、書けなくなったベストセラー作家・一ノ関哲弘。本の書評や本屋のコラムを書くことを生業にしていた彼は、古書に挟まれていて届けられずにいた手紙を見つけ、その手紙を届けようと旅に出る。その旅先で、一期一会の出会いや友人との再会により刺激と温かさに触れ、また厳しさを痛感しながら書けなくなった原因と向き合っていく。果たして、書けなくなった作家は、書けるようになるのか?
2021年、東京都書店商業組合が、8割も消えてしまった東京の本屋さんに「1人でも多くのお客様が足を運んで貰えるように!」と、YouTubeチャンネル「東京の本屋さん〜街に本屋があるということ〜」を開設。コンテンツの1つとして、本に思いをのせて人と人とを結ぶ物語を描いたYouTubeドラマ「本を贈る」を配信した。
そして、そのドラマを観た方々より「全国の面白い本屋さんはまだまだ沢山ある!」と多くの声が寄せられ、新たに映画の企画が始動。「本を贈る」のメガホンを取った篠原哲雄監督と企画・脚本を務めた千勝一凜が再タッグ(本作では脚本・プロデューサーを担当)を組み、那須塩原市図書館みるる、京都の恵文社、香川県の移動図書館それぞれとの出会いから、本作をロードムービーとして組み立てた。
作家・一ノ関哲弘には、矢柴俊博。ヒロイン役に遠藤久美子と宮本真希。旧友役に長谷川朝晴。他、加藤久雅、川岡大次郎、石川恋などが出演。音楽はGENが担当。主題歌には、ASKAの「I feel so good」が起用された。
今回、劇中のイメージを描いたティザービジュアルが解禁。併せて、篠原監督、脚本・プロデューサーの千勝よりコメントが到着した。
篠原監督は「本屋に足を踏み入れ本を見つける行動は1人旅のようなものだと思っている。楽しいけれど覚悟もいる。もっと気楽に本を見つけたくてネットに傾いている事もわからなくはないけど、僕は断然本屋派だ。陽だまりのような空間で本を手に取ってページをめくる時の感触や紙の匂いは心地よく喜びに通じていく。これが本作の魅力のひとつである」と言葉を寄せる。
脚本&プロデューサーの千勝は「半歩でも前進、前を向いて歩こうと自分の居場所を見つけて貰えたら‼と製作しました。不器用に生きる自分や周りの人達、登場する役柄の誰かや何処かに共感したり応援して頂ければ嬉しいです」と作品に込めた想いを明かす。
また、本作は12月1日よりフォーラム那須塩原にて先行公開されるが、その期間中に篠原監督や出演者による舞台挨拶が予定されている。
映画『本を綴る』は2024年秋公開、フォーラム那須塩原にて12月1日より先行公開。
※篠原哲雄監督らのコメント全文は以下の通り。