竹内涼真主演『きみセカ』劇場版に吉田鋼太郎ら参戦、須賀健太が再び! キャスト集結のSP映像解禁
俳優の竹内涼真が主演するHuluオリジナル『君と世界が終わる日に』の映画版、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』に、吉田鋼太郎、須賀健太、味方良介、吉柳咲良(きりゅう・さくら)が出演することが発表された。併せて、初出し本編映像×メイキングのスペシャル映像、新ポスタービジュアルも解禁された。
【動画】響(竹内涼真)の因縁の相手・首藤シンジ役の須賀健太も登場! 『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』スペシャル映像
本作は、ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、竹内涼真演じる主人公・間宮響が、生き残りを懸けた闘いに身を投じる、極限のゾンビサバイバル。新キャストとして、高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央も出演する。
日本は、突如として“ゴーレム(=ゾンビ)”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された。間宮響(竹内)は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美(中条あやみ)を守るため、そこで出会う仲間たちと前を向きながら戦ってきた。死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だが、Season3では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまうという衝撃の展開を迎える。来美の死の間際、2人の間にたったひとりの愛娘・ミライが産まれるも、何者かに奪われ連れ去られてしまう。
ミライを探し、絶望の淵をさまよい続ける響。滅びゆく世界で闇落ちしていく響にたった1つ残された希望は、“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市だった。そこには特権階級が区分けされた2棟の高層タワーがそびえ立ち、一方は上層階級の人々が住むタワー。そして、もう一方の“研究タワー”最上階では人類の存亡をかけたゴーレムウィルスに対するワクチン(治療薬)の開発が行われていた。そこには、響の最愛の娘であり、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていたのだった。
ミライを救うため、響は研究タワーを登ろうとするが、そこには想像を絶する数々の試練が待ち受けていた。果たして、響は愛する人が残した唯一の娘・ミライを救うことができるのか―。
このたび、人類最後の希望都市・ユートピアの研究タワー内で、響たち地下街組の前に立ちはだかるキャスト陣(通称:研究タワー組)が解禁に。
ほんの一握りの限られた人のみが入ることを許される、人類最後の希望の都市といわれる“ユートピア”内にそびえ立つ研究タワー。その最上階では、ゴーレム惨禍を生き残った優秀な研究者たちが集められ、ゴーレムウィルスに対するワクチンの開発研究が進められていた。その研究タワーの指揮を執る長官・西条玄を演じるのは、吉田鋼太郎。研究タワーへ侵入しワクチンを手に入れようとする響たちの前に立ちはだかる。その研究タワーを守る警備兵のリーダー芹澤龍平役には、味方良介。さらに、荒廃した世界で旅をしながら間宮響を探す謎の女性に吉柳咲良が決定。
そして、Season3の最後に視聴者を震撼させたシンジ役・須賀健太が再び出演。Season3では当初、「室田」シンジと名乗り、感染症専門の研究機関に勤めていた元研究員として響たちと共に旅をすることになるが、どこか怪しい行動が気になる存在として、ファンの間ではシンジに関する考察が繰り広げられていた。物語が進む中、実の本名は「首藤」シンジであることが発覚。響のかつての敵であり、ゴーレム騒動の発端となった憎き研究者・首藤公貴(滝藤賢一)の息子であることが明らかになり、視聴者へ大きな衝撃を与えた。劇場版では、ワクチン開発に携わる研究チームのチーフ・首藤シンジとして、響たちと敵対する役どころで登場する。
「ここにあるのは人類最後の希望だ…。僕はもうすぐこの世界の救世主になる」―シンジの狂気じみた台詞から始まる新映像では、今まで秘められていた研究タワー内部がメイキング映像と共に映し出される。
滅びゆく世界とは対照的に、近未来感を放つ不気味な部屋にたたずむのは、研究タワーの長官・西条と、ゴーレムパニックの首謀者・首藤公貴の血を引く首藤シンジ。2人が話す背後には、沢山の管につながれ眠る幼い女の子の姿が…。ゴーレムに侵された世界を救うたった1つの手立てとなるワクチンを作る研究タワーを目指す、響と地下街組の仲間たち。もがき苦しみながらもミライを救い出そうとする響に、無情にも究極の選択が迫られる。集大成にして、最大の敵に立ち向かう決死の覚悟をした表情が心に重くのしかかってくる。
本編撮影中、吉田は「架空の話でありながらもすごくリアルだった」と本作の作り出す世界観について語り、須賀は「悪役側の重要なポジションで出演できることが嬉しかった」と劇場版で再登場となる喜びをあらわにした。
そして、燃える炎が響を隔てる、印象的なポスターが解禁。大切な娘を強く抱きしめる響、それぞれの守りたいものを胸に全力で突き進んでいく地下街組の男たち、大和を想う葵、そしてシンジと共謀し何かを企む西条らキャスト陣が一挙集結。タワーの罠と様々な裏切りを示すかのように、塵になりゆく街とタワー。火の手が迫る響の顔には、父親としての覚悟を決めるような表情が…。辿り着く先は、希望か絶望か―。
ティザービジュアルでは響が最愛の人・来美を想い感情が張り詰めた姿が印象的だったが、新ポスターは響がやっと会えた愛すべき娘・ミライの前で押さえていた感情が止まらない、壮絶な世界で戦う父としての姿が描かれている。「すべてが、終わる―」。その終わりへと近づく様子が切なく伝わる、悲壮感あふれるポスターに仕上がっている。
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は、2024年1月26日全国公開。
吉田鋼太郎、須賀健太、味方良介、吉柳咲良のコメント全文は以下の通り。