乃木坂46の遠藤さくらが3日、都内で行われた「乃木坂46 遠藤さくら1st写真集『可憐』」メディア向け発売記念会見に出席。22歳の誕生日を迎え、抱負を語った。

　同書は、これまで2度の表題曲センターを務めた乃木坂46・4期生のエースメンバーである遠藤が、自身の22歳の誕生日である10月3日に発売する1st写真集。開放感のある沖縄の空の下、海辺やプールではしゃぐ姿、学生時代や子どもの頃の思い出の地・名古屋で見せた素の笑顔などが収録されている。

　写真集を発売すると聞いた時の心境を聞かれた遠藤は「まさか自分が写真集を出すとは正直思っていなかったので、聞いた時は驚きの方が大きかったのを覚えています」と回答。自身の誕生日の発売には「発売日とお誕生日をどっちとも同時に祝っていただけるなんて、こんな贅沢はないので、今日この日を噛み締めながら一日頑張りたいなと思っています」と語った。

　お気に入りはおにぎりを食べているカットで「私は食べることが好きなんですけど、『自分ってこんなに美味しそうに食べるんだな』と思って、うれしくなった一枚」とにっこり。食べているおにぎりは遠藤が自分で握ったものだそうで、具材について聞かれると「塩昆布を入れていた気もしてます。塩おにぎりを握った覚えもあって。たぶんどっちかです（笑）」とほほ笑んだ。

　また、撮影現場を「周りのスタッフさん方が、撮影している時に即興でいろいろ遊んでくれた」と振り返り、「ものすごく楽しかった」と笑顔。海辺のシーンでは「朝ドラのようだ」と言われながら撮影していたそうで、その後、実際にNHKの連続テレビ小説『らんまん』へ出演したことで「（当時は出演することになると）全然思っていなかったので、すごい偶然というか、巡り合わせだったんだなと思います」としみじみ口にした。

　この日は、誕生日を迎えた遠藤に対してケーキが用意されるサプライズも。「うわぁ、ありがとうございます。すごい！」と喜んでいた遠藤は、22歳の抱負を求められると「グループも後輩だけになって、私も5期生という後輩ができて、もっとグループについていっぱい考えられる人になりたいなと思っています」とコメント。「やっぱり20代になったばかりだとか去年一年は、まだ自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃっていたりして、視野が狭くなっていたことも多いので、22歳になって、もうちょっと大人になりたいし、もう大人になったのでグループ全体のことを見渡して、いろんなことを考えられる人になりたいです」と語っていた。

　乃木坂46・遠藤さくら1st写真集は、集英社より発売中。価格は2400円（税込）。