クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

『ワース 命の値段』マイケル・キートン、実在の弁護士を完全再現 そっくり比較像公開

映画

(左)ケネス・ファインバーグ (右)マイケル・キートン
(左)ケネス・ファインバーグ (右)マイケル・キートン(C)2020 WILW Holdings LLC. All Rights Reserved.

関連 :

マイケル・キートン

スタンリー・トゥッチ

エイミー・ライアン

 マイケル・キートン主演の映画『ワース 命の値段』より、マイケル演じる弁護士ケン・ファインバーグとそのモデルとなった人物の比較画像が解禁された。

【写真】カミール・バイロスを演じるエイミー・ライアンのそっくり画像も

 本作は、9.11テロの被害者遺族7000人を救うため闘った弁護士たちを描く感動の実話。名優マイケル・キートンが、アカデミー賞受賞『スポットライト 世紀のスクープ』製作陣と再びタッグを組み、プロデューサーにも名乗りを上げた。

 マイケルが演じるのは、9.11同時多発テロ後、約7000人もの被害者と遺族に補償金を分配するプロジェクトに任命された実在の弁護士ケン・ファインバーグ。彼はこの仕事を「調停のプロ」として引き受けるが、自身の“命に値段をつける”計算式を厳しいと批判され、想像を超えた困難に直面する。

 ファインバーグ弁護士の回想録をもとにした本作は、9.11という歴史的な事件が題材だけに、そのリアリティが海外メディアや観客の間で話題となっている。驚かされるのは、マイケル率いるアカデミー賞ノミニー俳優陣の見た目が、実在の弁護士チームそっくりであること。内面の再現に関しても、並々ならぬこだわりで作り上げられたという。

 マイケルはファインバーグと何度もコミュニケーションを重ねて信頼関係を築き、複雑な心情を理解するように役作りを行っていった。

 ファインバーグ本人も、「ボストン訛り、歩き方や動き方の特徴までつかんでくれていた。学生に計算式について教えているシーンがあるけど、あまりに私そっくりで目を見張ったよ! 『バットマン』のマイケル・キートンが…!?と最初は驚いたけど、僕の仕事に興味を持って、知りたいと聞いてきてくれたことが嬉しかったし、彼の素晴らしい演技を見て心動かされた」と賞賛を送る。

 マイケルの他にも、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミー・ライアンが演じるのは、ファインバーグの経営パートナーであるカミール・バイロス。被害者遺族の声に耳を傾けるうちに、机上の問題に気づき、法律とモラルの間で葛藤する姿をリアルに演じた。

 彼女も役作りのため、ファインバーグとバイロスに会い、やりとりを重ねたという。バイロスは「彼女の演技には大満足だった! このテーマにふさわしい、ある種の威厳や静けさのようなものを与えている。撮影が進むにつれ、役の中で彼女自身にも良い変化が訪れていたように感じた」と語っている。

 さらに、個性豊かな名バイプレイヤーとして活躍するスタンリー・トゥッチは、9.11で妻を亡くした被害者遺族グループのリーダー的存在であるチャールズ・ウルフ役を熱演。トゥッチ自身、私生活で妻を亡くしており、ウルフと同じ痛みを抱えていたことが本作に出演した大きな理由だった。ふたりは初めて会った時、ハグしあい今にも泣きそうだったという。

 2月11日放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では、ケン・ファインバーグ弁護士による特別授業のOAが決定。「アメリカ同時多発テロの実話映画に学ぶ!“命の値段”」をテーマに、9.11テロの裏側で起きていた知られざる実話を語る。

 映画『ワース 命の値段』は、2月23日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る