堂本光一が16日、都内で行われた『Endless SHOCK』の製作発表に共演の北山宏光（Kis-My-Ft2）、佐藤勝利（Sexy Zone）、越岡裕貴（ふぉ〜ゆ〜）、松崎祐介（ふぉ〜ゆ〜）、中村麗乃（乃木坂46）、島田歌穂、前田美波里と共に出席。佐藤が堂本に鍛え上げられた部分を明かし「人生を変えてもらいました」と口にした。

　製作発表では、2023年4月・5月に『Endless SHOCK』本編と、本編のストーリーの3年後の物語『Endless SHOCK-Eternal-』の2作を同時上演することが発表された。

　堂本は「大変な稽古になると思う」と前置きし「『Endless SHOCK-Eternal-』というスピンオフはコロナ禍に生まれた作品ではあるのですが、『SHOCK』という作品においてはストーリーが『Eternal』を見ていただいて完結するみたいなところもあるので、できたら両方楽しんでいただきたいなという思いから今年は両方やらせていただくことにしました」と説明した。

　ライバル役は佐藤と北山のダブルキャスト。佐藤は今回の2作同時上演について「去年の僕だったら光一くんに不安な部分を見せてしまったんですけど、（前回の）『SHOCK』を経て光一くんに鍛え上げられたおかげか、すんなり2作同時上演のことを受け入れる自分がいます」と自身の変化を明かした。

　本作を通して堂本から学んだことを聞かれると、佐藤は「『SHOCK』を経験してから他のお仕事でも臨み方が変わりました。光一くんに鍛え上げられた部分がすごくあるので、人生を変えてもらいました」と強い思いを告白。すると堂本は「もっと言って、もっと！」と笑いを誘う。

　佐藤が「自分から挑戦する怖さってあるんですよね」と続けると、堂本も「自分を壊すって怖いよね」と同調。その上で佐藤は「壊れたり、一歩踏み出してみないと新しいものを作れないことをすごく学びました」と口にし「今までやってきたことは絶対に裏切らないし、本当の真ん中にあるものは壊れないと思ったので、とにかく目の前のことに挑戦してみる勇気を教えてもらいました」と力強く語った。

　堂本は佐藤の魅力を「勝利は、自分で『役に合わないんじゃないかな』って思っている部分もきっと去年はあったと思うんだけど、そこにあえて立ち向かって行って『自分の泥臭い部分ってどういうことだろう』って毎日探しながらステージに立っていたところがすごく魅力的だった」と表現。また、北山の魅力に関しては「ライバル役ってこれまでに何人かがやってきましたけど、誰とも違うアプローチをしてくる」と語り「そこがずるいんですよ（笑）。『やってんな、こいつ。研究してきたな』って。しっかり研究してきて、台本と向き合ってやってくる」と北山の勉強熱心な一面を明かした。

　『Endless SHOCK』、『Endless SHOCK-Eternal-』は東京・帝国劇場にて4月・5月上演。