2022年7月8日から上演されている舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演の総観客数が、1月13日の昼公演をもって30万人（延べ人数）を突破した。これを記念し、ハリーの息子アルバス・ポッターをダブルキャストで演じている藤田悠と福山康平がコメントを寄せた。さらに、舞台中のハリー・ポッターらによる魔法シーンをふんだんに盛り込んだ新PVが公式SNSなどで公開された。

　舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者である J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。2016年7月のロンドン初演以降、ニューヨーク、オーストラリア・メルボルン、サンフランシスコ、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントの6都市で上演され、いずれの都市でも大ヒットを記録。さらには、60以上の演劇賞を世界中で獲得し、多くの観客を魅了してきた。

　世界で7番目、アジア初上陸となる東京公演では、ハリー・ポッター役を石丸幹二と向井理がダブルキャストで務める。本公演開幕以降、全席完売となる公演が続き、本公演開幕から約2ヵ月となる2022年9月16日に総観客数10万人を突破。今年1月13日の昼公演をもって総観客数30万人を突破した。観客向けのアンケート結果では、観た人の98.2％が「満足」と回答し、さらに、95.5％の人が舞台を「もう一度観劇したい」と回答している。

　藤田悠は「30万人の方に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』をご覧いただけたこと、大変幸せに思います。皆様が足を運んで観劇していただくことで、初めてこの作品は一つの完成の形を迎えていることを、常日頃実感しながら演じさせていただいております。僕たちと一緒にこの作品を作っていただき、本当にありがとうございます。これからも共に駆け抜けていけたらうれしいです！」とコメント。

　福山康平は「30万人。数字が大き過ぎて実感が湧きづらいですが、これだけ多くの方に足を運んでいただき、愛されている作品の一員でいられること、改めてうれしいです。僕自身の公演回数は既に130回くらい？（途中で数えるのを諦めました。笑）さらに役を深めていきます！　まだまだ続くロングラン。これから先50万人、100万人の方に魔法を届けていきます！ 　是非劇場にいらしてください！」としている。

　総観客数30万人突破を記念して公開された新PVは、観客から“まるで本当に魔法の世界に入り込んだよう”と好評の魔法シーンをふんだんに盛り込んでおり、臨場感たっぷりに舞台の模様を伝えている。ハリー・ポッター、ハーマイオニー、ロンと小説・映画でおなじみの登場人物に加え、ハリーの息子アルバスをはじめとするそれぞれの子どもたち世代が繰り広げる魔法と冒険の物語の一端が描かれている。

　舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、TBS赤坂ACTシアターにて9月30日まで上演。