広瀬すずと櫻井翔がダブル主演を務めたドラマ『ネメシス』の劇場版『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』（3月31日公開）。このたび、橋本環奈が演じたドラマ版の人気キャラクター・朋美が、本作にカムバックすることが発表され、白い衣服を身にまとい車椅子に座る朋美を捉えた場面写真が解禁された。

　本作は、天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ（広瀬）と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真（櫻井）が、探偵事務所「ネメシス」に集まるさまざまな依頼に挑む物語を描いた連続ドラマ『ネメシス』（2021年4月期／日本テレビ系）の劇場版。ドラマの最終話から2年後の世界を舞台に、新たな難事件が圧倒的スケール感で描かれる。監督は入江悠。そして映画化にあたって新たに脚本家として秦建日子が起用された。

　横浜の探偵事務所ネメシスに超高額依頼が飛び込んできた。依頼内容は、誘拐されたペットの犬を奪還すること。早速調査を開始した美神アンナ（広瀬）と風真尚希（櫻井）の探偵コンビだったが、この依頼が悪夢の始まりだった…。アンナの前に「窓」と名乗る正体不明の男（佐藤浩市）が現れてから、次々と大切な仲間たちが生命の危機にさらされていく。まるで出口のない迷路のような、複雑に入り組んだわなが2人を襲う。窓の目的は何なのか？　そして、アンナが知ってはならない真相とは…？　謎を解くたびに誰かが死ぬ＜悪夢＞―その恐るべき秘密が明かされる？

　これまでに、探偵事務所「ネメシス」のアンナ（広瀬）、風真（櫻井）、栗田（江口洋介）の3人と、ドラマに登場した超個性的なキャラクターたちが揃って出演することが明かされ、さらに新キャストとして、佐藤浩市が最悪の敵役で参加することも大きな注目が集まっている本作。そしてこの度ついに、ドラマ版で人気キャラクター・朋美を魅力たっぷりに演じた橋本環奈の出演も明らかとなった。

　ドラマ版で朋美は、アンナとの偶然の出会いをきっかけに、互いに親友と呼び合える関係へと発展していく役どころで登場。理系専攻で頭脳明晰な彼女の助言は時に事件解決の糸口となりアンナを助けたが、物語の後半では一転、視聴者を驚かせる展開となり話題を呼んだ。そして最終回では衝撃の結末とともに事件はひとつの決着を迎えていたため、SNSでは映画版で朋美が登場することは難しいのではという声が多く上がっていたが、無事に復活を果たすこととなった。

　併せて解禁された場面写真には、真っ白な衣服を身にまとった朋美が車椅子に座りながら無表情に見つめる姿が切り取られている。果たして今回の朋美は敵なのか、味方なのか。アンナたちとどのように関わっていくのか。再び繰り広げられる、超人気女優同士の芝居合戦に期待が高まる。

　『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は、3月31日より全国公開。