女優の森七菜、俳優の間宮祥太朗が2日、東京・フジテレビ本社にて開催されたドラマ『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系／7月10日より毎週月曜21時）制作発表会見に、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司と共に出席。「運が悪くて、水もこぼすし、忘れ物もする」と語る森に、間宮がツッコミを入れる場面があった。

　本作は、真夏の海を舞台にしたオリジナル脚本による男女8人の恋愛群像劇。海辺で育った女子たちと一流大学卒の男子たちが、学歴も環境も異なりながらも、互いに自分らしく、人生に、そして恋に前向きに生きていく姿をハートウォーミングに描く。

　夏らしいさまざまな情景が登場する本作に絡め、キャストそれぞれが夏から連想するものを漢字一文字で発表するコーナーでは、森が「蚊」と書かれたうちわを披露。そして、「蚊、夏めちゃくちゃいるじゃないですか。私、例えばこの撮影を8人でしていたとすると、私は一回も刺されない自信があるんです。私は本当になぜか分からないんですけど、“周りにいる人を蚊取り線香にしてしまう病”なんですよ」と続けた。

　水上は「めちゃくちゃ迷惑ですね。周りの人は」とコメント。森は「周りの人が『かゆっ』『刺された！　七菜ちゃん大丈夫？』って言われても、『大丈夫です。いたんですね』みたいなことがすごく多くて、私的にはすごくうれしいんですけど、皆さんお気をつけて」と説明した。

　「祭」と書いたうちわを掲げた神尾は「僕はフェスに行きたい願望があって」と告白。続けて「今まで行ったことないんですよ。行きたいなと思いつつも、やっぱり外、人、汗、みたいなことになっちゃうんで（笑）。行ったら絶対楽しいなとは思っているんですけど、行くチャンスもなく、友達もいないですし」と口にした。

　フェス好きだという間宮が「以前は毎年、何個かフェスに行っていました。行けるやつはだいたい行っていました」と明かすと、神尾は「どれか一つでいいので一緒に行かせてください」とアピール。間宮が「行こう。室内のもあるよ」と応じると、神尾は「本当ですか。でも野外に行ってみたいです」と答えた。

　会見の終わりには、物事を始める時にゲン担ぎをすることはあるかと聞かれた森が「私、ゲン担ぎというのかは分からないんですけど、もともとすごく運が悪いんですよ。運が悪くて、水もこぼすし、忘れ物もするし。全部自分のせいなんですけど（笑）」と回答。

　間宮の「運なの？　それは」という指摘に苦笑いを浮かべつつ、森は「そういう不運なこととか、『あっ』と思うことが起きると、『溜まってるな、運が』ってすごく思って、それを自分のゲン担ぎにしています。このドラマが始まる前にも悪いことがちょっと自分の中で続いていたんですけど、『溜まってる、溜まってる』と思って、うれしかったです」と前向きな考え方を明かしていた。

　ドラマ『真夏のシンデレラ』は、フジテレビ系にて7月10日より毎週月曜21時放送（初回30分拡大）。