ロイヤルアスコット2023を彩ったプリンセスたちの美しいハット姿を振り返り!
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英王室のメンバーが高貴なルックで訪れる競馬の祭典「ロイヤルアスコット」が、今年も6月に5日間にわたって開催された。今年のロイヤルアスコットを彩った、プリンセスたちの美しいハット姿を振り返る。
【フォト特集】ロイヤルアスコット2023を彩ったプリンセスたちの美しいハット姿
ロイヤルアスコット開催は、毎年6月にバークシャーのアスコット競馬場にて行われる競馬の祭典。英王室が主催し、毎年国王夫妻ら王室メンバーが揃って出席する。
華やかなファッションで注目を集めるキャサリン皇太子妃は今年、アレキサンダー・マックイーンによるアンクル丈の真っ赤なドレスに合わせ、フィリップ・トレイシーのハットをコーデ。広いつばの上に、フラワーのモチーフがあしらわれた華やかなデザインだが、ワントーンのカラーがシックな印象を醸した。
チャールズ国王と共に出席したカミラ王妃は、ウェディングドレスも手掛けたお気に入りブランド、アンナ・バレンタインの淡い水色のコートドレスに、やはりフィリップ・トレイシーのハットをチョイス。つばを一周するように羽飾りがついたハットは、祭典にふさわしい華やかさ。
国王の妹で、自身も乗馬選手だったアン王女は、ライトブルーのボックスプリーツワンピースに白いジャケットを重ね、同色のグローブと、ネイビーのパイピングの入ったブルーのハットをコーデし、レトロシックなルックを実現。それもそのはず、このドレスは、ファッションにサスティナビリティを取り入れることで知られるアン王女が、なんと45年も前、1978年にも、ボツワナ大統領をバッキンガム宮殿で出迎えた際に着ていたものだそう。
アン王女の娘で、ロンドンオリンピックに乗馬種目のイギリス選手団の一員として参加した経験もあるザラ・ティンダル。ロイヤルアスコットももちろん常連で、今年はスキャンラン・セルドアによるレースのワンピースに合わせ、黄色い花があしらわれたアスピナル・オブ・ロンドンのハットをチョイスし、夫のマイク・ティンダルと仲良く参加した。
ザラやウィリアム皇太子のいとこにあたるベアトリス王女は、菫色とグリーン、イエローの花が散りばめられたモニーク・ルイリエによる繊細なレースが美しいドレスに、フィッシュネットとフラワーモチーフで飾られたファシネーターをコーデ。立体的なデザインは、こうしたイベントでこそ楽しめる、まさにピッタリの一点と言えそう。
また、ヘンリー王子の離脱で存在感が増しているエドワード王子の妻ソフィー妃は、パンジーのプリントが楽しいスザンナ・ロンドンのシルクワンピースとともに、ジェーン・テイラーのブルーのファシネーターを纏って会場に。ストロー素材に、シルクシフォンやオーガンザ、サテン、シルクベルベットを用いて作られたパンジーの花をあしらたったデザインで、ジェーン・テイラーのワンピースにもパーフェクトにマッチ。王妃ら王室メンバーとともに、毎年恒例のイベントを華やかに彩った。
その他の出席者たちも帽子が主役のコーデで来場。個性豊かに派手に会場を目で楽しませた。