ダンスボーカルユニット“原因は自分にある。”の大倉空人が主演を務めるホラー映画『ヒッチハイク』より、狂気な森から逃れられない本予告と新場面写真を7枚が解禁された。

　本作は、2ちゃんねるオカルト版スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない？」で、最もトラウマになると怖れられ、多くのまとめサイトで殿堂入りを果たしている『ヒッチハイク』の映画化。辺ぴな山道でヒッチハイクをしたばかりに、狂気の一家に追われる若者たちの末路が、スクリーンで明らかになる。メガホンを取ったのは『コープスパーティー』シリーズなど数多くのホラー映画を手掛けた山田雅史、脚本は『きさらぎ駅』の宮本武史が担当する。

　解禁となった本予告では、ひとけがない山奥で道に迷い、意を決してヒッチハイクをする清水涼子（中村守里）と野本茜（高鶴桃羽）のもとに、一台のキャンピングカーが停まる。降りてきたのは、カウボーイの格好をして異様な雰囲気があるジョージ（川崎麻世）。そんなジョージがふたりに声を掛けるシーンから始まる。

　続けて、主人公・山崎健（大倉空人）と、佐々木和也（平野宏周）も同じくヒッチハイクをし、ジョージの車に乗せてもらうが、そこには、異様な空気を漂わせるジョージの妻と娘の姿も…。不気味な家族の姿に呆然とする健たち。さらに、健はジョージから自分たちの仲間と紹介された涼子から“たすけて”というメモをそっと渡される。何かただならぬ表情で、必死に助けを求める涼子…。涼子は何から逃げているのか？　“たすけて”のメモが意味するものとは？　そして、この森に隠された秘密とはいったい？

　どんどん恐怖の森へ引きずり込まれていく健。後半には、川崎麻世演じるジョージら、一家が歌う「おおブレネリ」が響き渡る中、血まみれになりながら“たすけてー!!”と逃げまくる健の姿が映し出されている。スイス民謡「おおブレネリ」が、本作にはどう関わってくるのか？

　また、6月15日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて完成披露試写会の開催が決定。大倉空人、中村守里、平野宏周、川崎麻世、山田雅史監督が登壇する。オンライン先行予約は劇場HPにて6月8日19時から。“原因は自分にある。”、川崎麻世のファンクラブ先行発売も予定。詳細は公式サイトまで。

　映画『ヒッチハイク』は、7月7日より全国公開。

※川崎麻世の「崎」は「たつさき」が正式表記