プーさんを題材にした『Winnie the Pooh: Death House(原題)』は、リヴ・タイラー主演の『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』とサバイバル・スリラー『パージ』をかけ合わせたような作風となるそうだ。舞台は人里離れた田舎の豪邸で開かれた同窓会。実はこの同窓会は、子どもの頃に招待客からいじめを受けていたカルト教団のメンバーが復讐のために企画したものだった。プーさんのキャラクターはシリアルキラー化する模様。現在イギリスで撮影が行われている。
ジェームス・マシュー・バリーの児童小説に登場する「ピーターパン」を題材にするのは、『Peter Pan Goes to Hell(原題)』。こちらはスラッシャー映画で、『サイコ』や1981年の『ナイトメア』を思わせる作風になるという。監督は『レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ』のフィル・クレイドン。
「くまのプーさん」は、1926年に出版されたイギリスの作家A・A・ミルンの児童小説。これまでアニメシリーズや映画が製作されてきたが、2022年に著作権保護期間が終了し、キャラクターがパブリックドメインとなった。これを受け、スラッシャーホラー映画『プー あくまのくまさん』(原題『Winnie the Pooh: Blood and Honey』)が公開されるほか、物語に登場するキャラクター、クリストファー・ロビンを主人公にしたR指定のドラマシリーズなど、関連作品が続々作られ始めている。