船越英一郎主演『テイオーの長い休日』、戸田菜穂、今井悠貴、白石隼也ら追加キャスト発表
■戸田菜穂(吉田ゆかり役)
吉田ゆかりは、「ボヤ騒ぎで電気も通じていない家」に住んでいるような“崖っぷち”の状況ですが、悲壮感は全くなく、とにかく明るくて、“なんとかなる!”と考えているパワフルな女性。普段の私の200%くらいの明るさを出して演じています。ずっとコメディをやりたかったので、このお話をいただいて、とてもうれしく思いました。
ゆかりは、熱護大五郎の人間性にほれ込んでいきますが、私自身も熱護の言葉は、「そうだよね!」と思うことが沢山あり、『変わらないことの大切さ』を教えられている気がします。「大切なものは、守らないといけないよね」と共感を持っていただけると思います。また仕事が決まることが、これほどまでに嬉しいものなんだと、改めてマネージャーさんの気持ちがわかりました。
出演している子供たちも、すごくかわいらしくて魅力的です。私も、コメディに挑戦していますし、土曜日の夜に「また来週からがんばろう!」と思っていただけるような、楽しいドラマになればと思います。そして笑いだけではなくて、“生きることについての真剣さ”もお伝えできたらいいなと思っています。
頑固だけど信念を曲げずに生きていく姿勢や、時代に翻弄されずに我が道を行く熱護は素敵です。ドラマをご覧になる方が「ああ、自分も、今のままでいいんだな」と思っていただけると思うし、そこから「再生」して、いつからでもやり直せるんだと感じていただけたら嬉しいです!
■今井悠貴(萩原匠役)
時代は変わっていってしまいます。自分が変わっても、変わらなくても、関係なく。それに僕たちは、どの道を選んでも結局傷つかなきゃいけない生き物なんだと思います。走って時代に追いつこうとしても足が痛いし、流れに逆らって踏ん張ろうとしても背中が痛い。
でも、その痛いのを我慢して生きているから、カッコいいし、たまにキラッと光る人達がいます。それが熱護で、ゆかりで、匠なんだと思っています。
このドラマには楽しいシーンも沢山あるけど、芸能界の生っぽいシビアな場面も出てきます。リアルなセリフに、リアルにダメージを受けながら撮影したりしています。そうです、僕たちも芸能界で結構頑張ってるんですよ!笑
傷つきながらも頑張って生きる僕たちの姿を見て、みなさんにも元気を出して頂けたら最高です。時代なんかに負けずに、一緒に人生楽しみましょう〜!
■白石隼也(伊集院大樹役)
企画書をいただいた時点で、こんなことをしていいのだろうかと心躍りました。時代は否応なく変わり、我々がいる業界も確実に変わりつつあります。この変化に臆することなく向き合おうとする船越さんや制作陣の心意気に関われること、とても嬉しく思います。
船越さんとは10代の若い頃に一度だけ共演させていただいたことがあります。無知で生意気だった新人の僕に対して、船越さんは嫌な顔を一つせず誠実に向き合ってくださいました。その時にいただいた言葉は、今でも心に残っています。
今回、僕が演じる伊集院は人気の売れっ子俳優という役どころで、船越さん演じるベテラン俳優の熱護にも全く遠慮がない男です。恐ろしいったらありゃしませんが、船越さんの大きな胸をお借りして、存分に楽しみたいと思います。ご期待ください。
■久保田磨希(藤本千春役)
台本のキャスト欄を見ると、藤本千春(45歳)関西人と書いてありました。
今まで何百冊と台本を受け取っていますが、「関西人」と書いてあったのは初めてです!皆さんがイメージされてる関西人の佇まい、求められている関西人の在り方、を私なりに考えました。東京に住んでいる関西人、芸能界にいる関西人。
私に近いようで、でも微妙に立場は違う。そんな中辿り着けそうなのは、言いにくい事をずけずけいうけれど嫌味がない。説得力があり、周りを包み込むそんな千春さん。撮影現場で日々奮闘しております。
熱護さんの信念に触れる度に、「これが自分のスタイルだ」と確立した人にしかないことと強く共感しています。面倒臭いけど憎めない熱護さんや、その周りの面々が、視聴者の皆さんの周りにいる「誰かみたい!」とクスクス笑いながら見ていただけるようなドラマになったら嬉しいです。土曜日の夜のお楽しみになれます様に。
■前川泰之(寿彰役)
台本を読んだ時に、胸の熱くなるメッセージやセリフが沢山散りばめられている作品だなぁ、というのが第一印象でした。そして登場人物たちが迷いや後悔から立ち直り前向きに進んで行く姿を通して、皆さんにも感じてもらえる事が沢山あるだろうと、期待が膨らみました。
僕が演じる寿という男は野心家であり、様々な策を講じる男ですが、単に自己中心的な人物ではなく、彼の持つ人間性だとか仕事に対する哲学だとかをより膨らませて奥行きのある人物像を皆さんに見ていただけるように演じていきたいと思います。
生き方や価値観が著しく多様化する今だからこそ、熱護大五郎という熱くてちょっと面倒くさい男の生き様から、自分にとって本当に大切なものって何だっけ?とふと立ち止まり考えるキッカケになる、そんな作品になったらいいなと思っています。ご期待ください。
■木場勝己(城戸太一役)
崖っぷちに立つ2時間ドラマの帝王。同様に崖っぷちに立つ3人の子供を抱えた女性マネージャー。そしてこの2人を抱える芸能事務所の社長・城戸太一を演じさせて頂くのが、私木場勝己なのですが、これまた当然のように崖っぷちに立たされています。
そうなのです!これは崖っぷちの物語なのです!この崖っぷちの物語を通じて、それぞれ崖っぷちに立って頑張っていらっしゃる皆さんに、エールを送りたいのです!