任天堂・宮本茂氏、世界で超絶ヒット中のマリオ映画に込めた秘密を明かす
関連 :
宮本茂氏(任天堂株式会社 代表取締役フェロー)、クリス・メレダンドリ氏(イルミネーション最高経営責任者)が18日、都内で開催された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ジャパンプレミアに出席。共同プロデューサーを務めた宮本氏は、世界興行収入が1000億円に近づいている本作に込めた秘密を明かした。
【写真】アンバサダーの西野七瀬は白いドレスで登場
本作は、ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管で魔法に満ちた新世界に迷いこみ、世界の危機に立ち向かう姿を描く。この日は本作のアンバサダーを務める西野七瀬、マリオファン代表ゲストとしてよゐこ(濱口優/有野晋哉)も出席していた。
クリスの映画作りと自身のゲーム作りが似ていると感じたことから企画をスタートさせたという宮本氏は「やっと人間になったぞっていう手ごたえを感じています。たぶん皆さんも『あ、自分の知っているマリオが人間になった』って思ってもらえるので、是非楽しんでください」と本作の仕上がりに満足げな笑顔を見せた。
西野は宮本氏とクリスに「具体的にどういう話をしながら作っていったのかなって気になります」と質問。宮本氏は「ゲームを大好きな人を裏切らない。それでゲームを知らない人が見ても面白い。そんなうまい話があるか(笑)。それをどうしてやろうかっていろいろ練ったんですけども、結論はリビングで家族で揃ってみんなが楽しい時間を過ごしたい。劇場に来て1時間半みんなが楽しい時間を過ごしたっていうのを作ろうってなって。仕上がってみたら、結構ゲームに沿ってるんですよ。そこは秘密です(笑)」と語った。
また宮本氏はこだわった点に関して「マリオを大好きな人たちが見に来て、これは俺の知っているマリオだって言ってもらえるかどうか」「このスクリーン上でおかしくないように、ちゃんと人と思えるように動いているかどうか。もうひたすらそれですよ」と返答。さらに日本語版と英語版の違いについて「吹き替えじゃないんです。最初から脚本を日本も同時に作って。だからたぶん皆さん分かってもらえると思いますけど、会話がすごく自然。それが秘密です」と笑顔で明かしていた。
アニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、4月28日より全国公開。
この記事の写真を見る
関連記事
- 【動画】ピーチ姫、ドンキーコング、ヨッシーも! 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』最新映像到着
- 西野七瀬、“マリオ愛”明かす HIKAKINらと『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』アンバサダーに 本編映像も解禁
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、入場者プレゼント「ハテナブック」配布決定
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、第二弾特典・特製ポストカードセット公開
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ムビチケ、12.16発売 キノピオクッションが当たるオンライン前売券も
- 佐久間宣行プロデュースの日本一短い連続ドラマ『愛のゲキジョー/愛の口喧嘩』が引き起こす“こじれた愛”の行方とは P R