齋藤飛鳥、乃木坂46卒業後初の出演映画は「ファンの人が喜ぶような役でもないかも」
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昨年末で乃木坂46を卒業した齋藤飛鳥が27日、都内にて開催された映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』完成披露舞台あいさつに、坂口健太郎、市川実日子、伊藤ちひろ監督と共に出席。グループ卒業後、初の映画出演となる本作で演じた役を「ファンの人が喜ぶような役でもないかも」と語る場面があった。
【写真】「ファンの人が喜ぶような役でもないかも」齋藤飛鳥が演じた莉子
『サイド バイ サイド』=「隣同士で/一緒に」という題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒やす青年・未山を坂口、かつて起きたある事件がきっかけで未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を齋藤が演じる。
2022年12月31日をもって乃木坂46の活動を終了し、5月17日、18日に卒業コンサートを控える齋藤にとって、今作はグループ卒業後初の映画出演作。今作で演じた莉子という役を「乃木坂の私とも全然違いますし、ファンの人がみんな見て喜ぶような役でもないかもしれない」と分析した。
すると坂口が「みんなうれしいんじゃない?」とファン心理を想像し、市川も「だって、あんなことやこんなことがねぇ」と匂わせ。齋藤は「そんなことないです。やめてください(笑)」とはにかんだ。
また齋藤は「私のファンの人とか、アイドルファンの人向けで言ったら、ファンの人たちは先を考えてくれる、深読みしてくれるのがすごく上手な方たちなので、そういう方たちには、もしかしたら面白がってもらえる、『何回か観たいな』って思ってもらえるかもしれない」と期待。
さらに役作りについて聞かれると、伊藤監督から「ただ暗いだけの女の子でもないし、ただ闇を抱えているだけの女の子でもない」と伝えられたことを明かし、「私は一歩間違えると、ただの暗いやつになっちゃいがちなので、そこはどうやってやったらいいんだろうなってわからなくって。そもそも役作りとかもあまりわからなくて、たぶん教えてもらったら良かったんですけど、それもなんかできなくって。それで、準備していったというよりかは、とにかく監督の言うことをなんとなくそしゃくして、どうにか形にするというのをやっていた」と打ち明けていた。
映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』は、4月14日より全国公開。