主演・唐沢寿明×脚本・井上由美子、3シーズンにわたるサスペンス大作『フィクサー』制作へ 共演に町田啓太ら
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唐沢寿明が主演する『連続ドラマW フィクサー』がWOWOWにて制作されることが決まった。Season1(全5話)は2023年春から放送・配信される。
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本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くWOWOWオリジナルのノンストップサスペンス。フィクサーを主人公として本格的に描く連続ドラマは日本初の試みだ。政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作は世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と金と権力に群がる人間たちを描き、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。
主人公のフィクサーにふんするのは、今回連続ドラマW作品では初出演、そして初主演となる唐沢寿明。謎めいた人物・設楽拳一を演じる。『白い巨塔』『メイドインジャパン』『ハラスメントゲーム』の唐沢×井上が再タッグを組む。
3シーズンを通して出演するレギュラー陣も解禁。新聞社の政治部記者・渡辺達哉役に町田啓太、警視庁捜査一課刑事・板倉晃司役に小泉孝太郎、拳一の秘書兼運転手・丸岡慎之介役に要潤、達哉の母の渡辺響子役に斉藤由貴、テレビの報道番組の人気キャスター・沢村玲子役に内田有紀、そして、拳一にとって因縁深い相手であり副総理の須崎一郎を小林薫が演じる。
ある夜、総理大臣を乗せた車が崖から転落する事故に遭う。死亡した運転手には飲酒運転の疑惑が…。さらに、その裏には新薬の認可をめぐる密約スキャンダルとの関係性も疑われ始める。そんな中、事故の対応に追われる総理の秘書官に近づく一人の男がいた。「フィクサー」とも呼ばれるその男の名は設楽拳一(唐沢)。過去に総理の不祥事をもみ消し、今回の事故直前にも総理と電話で話をしていた。
果たしてこれは偶然の事故なのか? さまざまな欲望がうごめく政界で仕組まれた事件なのか? 取材に没頭する新聞記者の渡辺達哉(町田)の元に、何者かからタレコミ情報が入る。その後、意識が戻らない総理は辞任に追い込まれ、総裁選が幕を開ける。そして、拳一はキングメーカーとして与党総裁候補たちを手玉に取り、権力を掌中にしていく。
主演の唐沢は「私が演じる設楽拳一は、裏から人を操る謎めいた人物で、一見何を考えているかわからないので、視聴者の皆様はきっと随所で騙されると思います」、共演の町田は「新聞記者として大きな力に巻き込まれ、真相に迫っていく様をみなさんと楽しめるように、渡辺達哉を前のめりに演じたいと思います」とコメント。
脚本の井上は「先が見えない世の中ですが、一筋縄ではいかない大人の俳優たちが、人間の表と裏、光と影を存分に演じるエンターテインメントを楽しんでいただきたいと思います」としている。
『連続ドラマW フィクサー』Season1(全5話)は、WOWOWにて2023年春から放送・配信。
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