テイラー・スウィフト、3年ぶりの映画出演 『アムステルダム』本編映像解禁
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クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロら豪華俳優陣が集結したデヴィッド・O・ラッセル監督最新作『アムステルダム』より、世界的歌姫のテイラー・スウィフトが物語のカギを握る美しい娘リズ役を熱演する場面を収めた本編映像が解禁された。
【動画】テイラー・スウィフトが物語のカギを握る美しい娘リズを熱演! 映画『アムステルダム』本編映像
本作は、手掛けた作品がアカデミー賞に多数ノミネーションされてきたデヴィッド・O・ラッセル監督(『ザ・ファイター』/7部門、『世界にひとつのプレイブック』/8部門、『アメリカン・ハッスル』/10部門)が、満を持して贈る7年ぶりの新作。1930年代のニューヨークを舞台に、世界の歴史を変えた衝撃的な陰謀を、“ほぼ”実話でユーモラスに描く歴史ミステリーだ。
第一次世界大戦時の戦地で出会った、楽観主義なバート(クリスチャン・ベール)、しっかり者のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)、負けん気が強い女性ヴァレリー(マーゴット・ロビー)。3人は、終戦後一緒に過ごしたアムステルダムの地で“何があってもお互いを守り合う”と誓い合い、固い友情で結ばれる。
その後3人はニューヨークに戻り、バートは医師、ハロルドは法律の力で弱き者を助ける弁護士、ヴァレリーは生きる意味を込めた作品を生み出すアーティストとして活動していた。しかしバートとハロルドはひょんなことから殺人事件に巻き込まれ“容疑者”となってしまい、殺人の濡れ衣を晴らすためにとんでもない<ヤバい作戦>を思いつく。やがて“普通の奴ら”の親友3人組は、世界を揺るがす巨大な陰謀へと巻き込まれてしまう―。
本作には、グラミー賞に11度輝き、さらにグラミー賞史上初めて年間最優秀アルバム賞を3度受賞した女性ソロ・アーティストである世界的歌姫テイラー・スウィフトが出演。彼女が映画に出演するのは、『キャッツ』(2019)以来約3年ぶりとなる(ドキュメンタリー作品は除く)。テイラーが演じるのは、高名な将軍である父の死に疑問を抱き、バート(クリスチャン)とハロルド(ジョン)に検死を依頼する美しき娘、リズ・ミーキンズ。リズは物語の“キーパーソン”とも言えるキャラクターで、バートとハロルドは彼女と出会ったことである殺人事件の“容疑者”となってしまう。
このたび解禁となったのは、テイラーがリズ役を熱演する場面を収めた本編映像。エレガントなファッションに身を包んだリズが、バートとハロルドに涙ながらに父ミーキンズ将軍の死の真相究明を訴える様子が描かれている。
ミーキンズ将軍の遺体が安置された棺を葬儀社から運び出し、検視解剖を済ませなければならないが、そのタイムリミットは埋葬されるまでのたった2時間。リズは父親の遺体の前で涙を流し、バートとハロルドに「解剖してね。その後レストランへ。結果を知りたいの。ミンターズに5時よ」と頼む。そしてバートらは、焦った様子で棺をあちこちにぶつけながら運んでいく…。シリアスでありながらも、どこか滑稽さが漂う印象的シーンだ。
ラッセル監督は、テイラーについて「リズはストーリーそのものを始動させるキャラクターなんだ。テイラーは演じるだけでなく、このキャラクターを作りあげるために衣装選びなどにも参加してくれた。リズというキャラクターにふさわしく、とても力強いファッションに仕上がったよ」と、彼女が現場で積極的に役作りに関わっていたことを明かした。テイラー演じるリズが、本作でどのような活躍を魅せてくれるのか注目したい。
映画『アムステルダム』は、10月28日より全国公開。