俳優の岡田将生と中井貴一が13日、都内で開催されたドラマ『ザ・トラベルナース』（テレビ朝日系／毎週木曜21時）制作発表記者会見に出席。中井は11年ぶりの共演となった岡田について、前回の共演時に、ともに身分を隠して占い師のもとを訪れたというエピソードを明かした。

　本作は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP（＝ナース・プラクティショナー）」を持つ、那須田歩（岡田）と九鬼静（中井）という熱き哲学を持った2人の優秀＆変人トラベルナースの活躍を描く。この日は菜々緒、安達祐実、恒松祐里、泉澤祐希、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、寺島しのぶ、松平健、脚本の中園ミホも出席していた。

　岡田は中井との11年ぶりの共演について「中井貴一さんと2人でやれるっていうのは、本当に11年前は考えられないことで」としみじみ。「作品に対する姿勢であったり現場に対する姿勢も含めて、とても品があって」と前回の共演における中井の姿を振り返り「『中井貴一さんみたいな俳優になりたいな』と、常々思いながら、今回一緒にやらせてもらっていました」と憧れの気持ちを明かした。

　一方の中井は、11年前の共演時に京都で撮影したことを明かし、休日に偶然会った岡田と2人で占い師のもとを訪れたエピソードに言及。「占い師の方が『いい男ね～』って岡田のことをやたら言うんですよ」と笑顔で懐かしみながら「『2人でちゃんとやっていきなさいよ』なんて」と、自身と岡田の相性が良いと判断されたことも紹介。

　「僕たちの年になってくると、バトンを渡す年になるので。今回は静と歩っていうのが、バトンを渡すという関係性があるんですけど、役者としてもクロスしながら」と岡田にバトンを渡す役目を楽しんでいる様子だった。

　木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』は、テレビ朝日系にて10月20日より毎週木曜21時放送（初回10分拡大スペシャル）。