なにわ男子の道枝駿佑が、5代目・金田一一役で主演する、4月スタートのドラマ『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系／毎週日曜22時30分）で、ヒロイン・美雪に上白石萌歌、金田一一の良き理解者・剣持警部を沢村一樹が演じることが決定した。

　ドラマ『金田一少年の事件簿』は、1995年の初放送から幅広い世代の支持を得てシリーズを積み重ねてきた謎解きミステリードラマの金字塔。今回の新シリーズは、2014年7月期に放送された『金田一少年の事件簿N（neo）』以来、およそ8年ぶりの放送となる。

　原作は、週刊少年マガジン（講談社）での連載開始から今年で30周年を迎え、世界（12ヵ国）累計で1億部を超える発行部数を記録するメガヒット作。新シリーズでは、数多のエピソードの中から選りすぐりのエピソードを現代の視点で再構築。日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーをシリーズ史上最大のスケールで描き、日本のみならず世界へと発信する。

　道枝演じる主人公の天才高校生探偵・金田一一を支える、幼なじみの七瀬美雪役で上白石萌歌が出演。上白石は2014年に放送された『金田一少年の事件簿N（Neo）』で「銀幕の殺人鬼」の犯人役を演じており、今回が2回目の出演となる。

　過去には、ともさかりえ、鈴木杏、上野樹里、川口春奈らが演じてきた5代目ヒロイン・美雪役に挑む上白石は、「まさか自分が美雪の役をやらせて頂けるなんて思ってもいませんでした。感慨深い気持ちと、初心にかえるような気持ちが入り混じり、今から撮影が楽しみです。自分なりの美雪像を作っていけたらと思っています」と意気込み。

　また、道枝、沢村について、上白石は「道枝さんとは初共演なのですが、透明感があって、お芝居に対して一生懸命な姿や眼差しが素敵だなと思っています。ひたむきさの中にチャーミングな一面がある所など、一ちゃん役にぴったりだなと思いました。沢村さんとも初共演なのですが、同じ鹿児島県出身ということもあって、初めてのような気がせず、親近感を抱いています。爽やかなお父さんのような印象で、ご一緒するのが楽しみです」と撮影に期待を寄せている。

　金田一一の推理に一目置く、警視庁捜査一課の剣持警部役は沢村一樹に決定。これまでに様々な刑事を演じてきた沢村は、剣持警部の役どころについて「高校生を捜査に引き込むという剣持警部のような刑事は初めて」と語り、これまでに古尾谷雅人、内藤剛志、加藤雅也、山口智充らが個性豊かに演じてきた剣持警部を演じるにあたり「様々な先輩方が演じてきた役ですので、今回自分が演じることになって、とても感慨深い気持ちです。沢村一樹バージョンの新しい剣持警部をお届けできたら」と力強く抱負を述べた。

　さらに沢村は、「主演の道枝くんとは過去にドラマで共演したことがあるのですが、前にぐっと出るエネルギーを感じたのが印象に残っています。上白石さんは初対面ですが、とてもしっかりしている方だなと思います」と道枝、上白石の印象を語った。

　ドラマ『金田一少年の事件簿』は、日本テレビ系にて4月より毎週日曜22時30分放送。