高杉真宙、独立後初の主演映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』公開決定 ヒロインは関水渚
関連 :
俳優の高杉真宙が主演を務める長崎俊一監督最新作『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』が、10月14日より公開されることが決定。併せて、ヒロインを関水渚が演じることも発表された。
【写真】独立後初主演となる「高杉真宙」フォトギャラリー
本作は、『8月のクリスマス』(2005)や『西の魔女が死んだ』(2008)などで知られる長崎俊一監督が、この2作で脚本を担当した矢沢由美によるオリジナル脚本を映画化。偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった男女の恋と、家族の繋がりを描くハートウォーミング・ラブストーリーだ。
海辺の診療所で、祖父と共に働く医者の俊英。彼の前に、ある日、憧れの女性そっくりな亜子が現れる。胸ときめくも束の間、“こじらせ女子”の亜子に振り回され、彼の理想像は粉々に。だが、あきらめきれない夢と現実の間で傷つく亜子の素顔を知るにつれ、淡々と生きていた彼の何かが変わってゆく。そして亜子もまた、俊英や“じいさん”、家政婦のキヨさんと囲む家族のあたたかい食卓に、かけがえのないものを見出していく…。
感情表現が苦手で、そっけない態度の裏に優しさを隠した主人公・俊英を演じるのは、『散歩する侵略者』や『賭ケグルイ』シリーズ、『前田建設ファンタジー営業部』、公開を控える『異動辞令は音楽隊!』などさまざまな作品に出演し、先日にはNHK連続テレビ小説第107作『舞いあがれ!』への出演が発表されるなど、目覚ましい活躍を続ける高杉真宙。
亜子役には、映画『町田くんの世界』で主演を務めて以降、『コンフィデンスマンJP』シリーズや『ウェディング・ハイ』、ドラマ『元彼の遺言状』など話題作への出演が続く関水渚。抱いた夢を諦めきれず傷つきながらも、一緒に暮らすことになった俊英と彼の家族の温かさに触れ次第に自分自身を取り戻していく純粋でまっすぐなヒロインを瑞々しく演じる。
本作は、2021年4月に事務所を独立した高杉にとって、独立後初となる主演映画。現場では“座長”としてのプレッシャーを感じながらも「スタッフとキャストのみなさんが、楽しくいい作品を作れるよう心掛けた」そうで、「温かい作品なので、温かい現場になればいいなと思いながら撮影に臨みました」と語る。今回が初共演となる亜子役の関水とは、撮影シーンの約8割が共演シーンということもあり「演技のリズムをつかむために、互いに会話をしながら役を作り上げていった」と振り返る。
そんな高杉について、関水は「最初は緊張したのですが、すごく優しく接していただいたおかげで、リラックスして亜子を演じることができました」とコメント。長崎監督は「主人公・俊英の不器用さや頑固さを見事に表現してくれて、素晴らしかった」と絶賛し、関水については「複雑な役柄をチャーミングで愛おしくなるキャラクターに作り上げてくれた」と称えている。
映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は、10月14日より全国公開。
<高杉真宙・関水渚コメント全文>