木村拓哉に高橋海人が腹パンチをお見舞いするも「僕のプライドが傷つきます(笑)」
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◆木村拓哉(桐沢祥吾・役) コメント
新しいオリジナルのドラマがスタートいたします。このタイトルの文字も、実はあるキャストの方が書いてくださっています。「この人が書いたということが分かるだけでも、視聴者の皆さんにドラマに向けての熱を抱いていただけるかな」と思い、スタッフに提案させていただきました。どなたが書いてくれたのかは、初回のオンエアで分かることになっていますので、そちらも楽しみにしていてください。最後までなんとか踏ん張ってやり抜きたいと思いますので、皆さん受け取ってください。
――撮影現場の様子はいかがですか?
スタッフ、キャスト同じ方向を向いて、時に真剣に、時に和やかに撮影を進めさせていただいています。内田(有紀)さんと(満島)ひかりちゃんに「実は癒し系」と言われましたが…「時に癒し系」です(笑)。自覚はないですけど、お2人にそう言っていただいて、光栄です。
――【ボクシング監修スタッフからの質問】撮影前のボクシング練習期間がとても短い中、木村さんが毎回どんどん上達されるので正直びっくりしました。一体いつ練習しているんですか?
実際は練習をそんなにできていないんです。(高橋)海人も杏ちゃん(山田杏奈)も半年近く練習してきたと言っていたので、びっくりしました。僕は今年に入ってから…ライブツアー中に恵比寿のジムに呼ばれ、急に「今日はボクシングをやってください」と言われたのが1回目のボクシング体験でした(笑)。2回目ではやっさん(安田顕)と一緒に練習させていただいて、その後もう一回やって…あっという間に撮影開始でした。あとはもう現場で入れていくしかない。「今日の1本」みたいな形で、明日のために今日何かひとつプラスできないかなと思いながら、やらせてもらっています。
ボクシングは使う筋肉が全然違うので、普段は体を動かすことと、ルーティン的にやっていることを続けているだけ。そんなに大それたことはやっていないのですが、筋肉はつきやすい体質みたいです。
――「満島さんはとにかくまっすぐな方。まっすぐな方がまっすぐな役をやってくださるので、適材適所というかすごく作業しやすい」とのことですが、それはどんな時に感じましたか?
“満島ひかりさん”というパーソナルが今回の脚本を読んで感じたことを、そのまま現場で“折原葵”として表現してくださっています。満島ひかりさんじゃなかったらこういう読解、解釈はされないだろうな、というような“彼女らしさ”を毎回現場で感じさせてもらい、僕も「こうであってほしい」と思う折原葵が現場にいてくれるのでありがたいです。
満島さんは基本あったかいです。表現もそうですが、他のキャラクターへの向き合い方も…。満島ひかりという根っこから折原葵という芽が出てきているのですが、根っこがしっかりしているので、芽生え方がすごくあったかいんですよね。
――会見に登壇したキャストの中で、実は一番強そうな人は誰ですか?
満島ひかりさん。フィジカルは置いておいて、メンタルの部分は一番強そうな気がします。
――会見に登壇したキャストの中で、癒し系の人は誰ですか?
高橋海人。
――『未来への10カウント』の「ここを見てほしい!」という、注目ポイントは?
「出逢い」。このドラマでは“出逢い”によって、各々のキャラクターが成長したり、喜んだり、傷ついたりしています。松葉台高校ボクシング部のスローガンには「不撓不屈」という言葉が記されているのですが、それは「どういう状況になっても屈しない」という意味です。今回のドラマにはそういったメッセージも込められています。まだまだ踏ん張り続けなきゃいけない状況が続いていますけど、そういうメッセージを受け取ってくださる皆さんにも感じていただけたら、と思います。