【解説/みどころ】
金沢を舞台に3人の女子高生が恋に悩み、成長していく姿を描いた青春映画。多佳子は高校2年生。大学4年の姉・比呂子と下宿生活をしている。今日は、クラスメイトの緑子の3度目の葬儀の日。緑子は失恋のたびに葬儀をあげるのだった。ただ、今回は、今までとちょっと違うらしい。その日、同じ友人の汀子からも好きな人がいると聞かされショックを受ける多佳子。彼女も気になる相手・勝がいるのだが、どうしても口に出せないでいた。そんな時、偶然出会った勝に下級生の可奈との恋の悩みを打ち明けられる。様々な視点の交錯や女の子たちの脈打つ身体をソフト・タッチの画面に定着させた、大森一樹の温かい眼差しと確かなテクニックが心地よい。
- キャスト
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斉藤由貴/
高井麻巳子/
- スタッフ
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監督:
大森一樹
脚本:
大森一樹
- 上映時間・制作年
- 98分/1986年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 東宝映画