シュワちゃんの新境地!アガサ・クリスティー原作を映画化した『サボタージュ』公開
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アガサ・クリスティー原作「そして誰もいなくなった」を題材にした、アーノルド・シュワルツェネッガー最新主演作『サボタージュ』が今秋に公開されることが決定した。
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本作はミステリー要素のあるサスペンス・アクション。主人公ジョンは、麻薬取締局の特殊部隊を率いるリーダー。8人の部下を指揮し、麻薬カルテルのアジトへの奇襲作戦を実行して、制圧に成功する。しかし一味の隠し金1000万ドルが忽然と消え、ジョンの部下たちが1人ずつ誰かに惨殺される事件が発生。果たして犯人は麻薬組織の仕業? それともチーム内の何者かの犯行なのか?
今回、シュワルツェネッガーが演じるのは“ブリーチャー(破壊屋)”の異名を持つ捜査官ジョン。しかし彼にヒーローのイメージを抱く観客は、その先入観を根底から覆されることになるだろう。ジョンは犯罪を憎み、チームの絆を重んじるリーダーだが、トラウマを内に秘め、自ら法を逸脱した行為に手を染めることもある。善と悪の境界が曖昧な役柄で新境地を開拓している。
さらに、『アバター』のサム・ワーシントン、『アイアンマン』のテレンス・ハワードといった個性的な俳優が出演し、人気ドラマ『キリング/26日間』の主人公サラ役で脚光を浴びたミレイユ・イーノスが男勝りでセクシーなチームの紅一点を熱演。また『シックス・センス』のオリヴィア・ウィリアムズが、事件解明に執念を燃やす刑事役でドラマに厚みを加えている。
メガホンをとったのは『トレーニング・デイ』『S.W.A.T.』の脚本家であり、『エンド・オブ・ウォッチ』の演出が絶賛されたデヴィッド・エアー監督だ。リアリティにこだわったキャラクター描写と市街地ロケに挑戦し、息をのむ迫力のこもった銃撃バトル、カー・チェイスの映像化を実現。CGに頼らない体感型のアクション・シーンを創出している。