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2013年最も過大評価された映画と過小評価された映画は? 

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米Los Angeles Times紙オンライン投票「2013年に最も過大評価された映画」1位『ゼロ・グラビティ』
米Los Angeles Times紙オンライン投票「2013年に最も過大評価された映画」1位『ゼロ・グラビティ』(C)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

 映画の都ハリウッドの地元紙Los Angeles Timesが年末に2013年に最も課題評価されたと思う映画と最も過小評価されたと思う映画のオンライン一般投票を実施。意外な作品が一般の観客には不評だったことが明らかになった。

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 今回で4度目という毎年恒例のランキングでは、同紙の映画担当スタッフに簡単に聞き込みし、過大評価されていると思しき作品と過小評価されていると思しき作品をラインアップし、オンライン投票する仕組みの模様。全体の投票数は不明だが、結果が割合で示されている。

 「2013年に最も過大評価された映画」としてトップになったのは、批評家や映画関係者に絶賛され、アカデミー賞レースにも確実に食い込みそうな『ゼロ・グラビティ』。3位の『The Heat』はサンドラ主演の女刑事2人のコメディ。アメリカでは大ヒットし、続編が製作されるようだが、サンドラの出演はまだ決定しておらず、インタビューでも「出演しない」と話していたサンドラ。 『ゼロ・グラビティ』は日本でも大ヒット中だが、サンドラ・ブロックは2作品で過大評価組にランクインする結果に。

 過大評価組1位と僅差で2位にランクインしたのは、『大統領の執事の涙』。『プレシャス』(10)のリー・ダニエルズ監督がフォレスト・ウィテカーを主演に迎えて贈る黒人執事の伝記ドラマで、こちらもオスカー候補と言われている作品だった。

 一方、十分な称賛を受けていないと感じられる過小評価された映画のトップになったのは、環境テロ集団に挑む元FBI捜査官の女性の活躍を描くサスペンス『ザ・イースト』。北米興行収入は220万ドル(約2億2900万円)と、パッとせず。環境テロ集団「イースト」のリーダーを演じるアレキサンダー・スカルスガルドのファンたちの支援があり、積極的に票が投じられたようだ。

 過小評価組2位の『ラッシュ/プライドと友情』はロン・ハワード監督作品。実話に基づき、伝説のF1レーサー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダと戦いと友情を描いた作品だ。アメリカよりもイギリスで大ヒットしたそうで、今週末に発表になるゴールデン・グローブ賞の作品賞にもノミネートされている。

 米Los Angeles Times紙のオンライン投票による「2013年に最も過大評価された映画」は以下の通り。
1位 『ゼロ・グラビティ』
2位 『大統領の執事の涙』(14年2月公開)
3位 『The Heat(原題)』
4位 『The Purge(原題)』
5位 『キャプテン・フィリップス』
6位 『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(14年3月公開)

 米Los Angeles Times紙のオンライン投票による「2013年に最も過小評価された映画」は以下の通り。
1位 『ザ・イースト』(1月31日公開)
2位 『ラッシュ/プライドと友情』(2月7日公開)
3位 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
4位 『The Spectacular Now(原題)』
5位 『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(14年4月公開)
6位 『Short Term 12(原題)』
7位 『悪の法則』

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